SPIGEN SGP シュタインハイル Glas.tシリーズは、iPhone向けなどでもおなじみの米国SPIGEN SGPの強化ガラス製保護フィルムの代名詞的存在。GALAXY S4用としては、スタンダードな「Glas.t スリム」とプレミアムモデル「Glas.t R スリム」がラインナップ。価格はそれぞれ2,940円、3,675円。どちらもドコモ GALAXY S4「SC-04E」に適合します。
Galaxy S4 シュタインハイル GLAS.t R スリム プレミアムスクリーンプロテクターと同 GLAS.t スリム
「Glas.tR」と「Glas.t」との違い：強度は同じ、厚みとエッジ部分のラウンド加工に違い
- 前者「Glas.t R」に、ガラスの周辺部分およびホール部分に独自のラウンド加工が施されている点、ガラスフィルム自体の厚みの違い（Glas.tRが0.4mm、Glas.tが0.23mm）です。ガラスの淵部分に丸みを付ける（ラウンド＝Rの由来）ことで指の引っ掛かりを低減させ、スマホ本体との一体感を更に際立たせます。また、本体に衝撃があった際に角のある部分は欠ける傾向が少なからずありますが、その最も欠けやすい部分の角を取ることで、そうした破損も防ぐことにつながります。
- なお、GALAXY S4用製品はどちらもガラスの薄いスリムタイプ。iPhone5では発売当初通常タイプ、その後、薄くなったスリムタイプが発売されました。スリムタイプの方が本体に貼り付けた際の違和感が少なく（ガラス製のためどうしても厚みがあり本体やボタンと間に段差が生じます）、通常のPET製フィルム（PET＝ペットボトルと同じ材料を使った一般的な保護フィルム）に近い厚みを実現しています。もちろん、スリムになってもガラスの強度は従来タイプと同じ8〜9Hを確保しており、鍵やカッターなど鋭い金属を使ってもキズにならない強さを持っています。通常のフィルムのおよそ3倍の強度です。なお、万が一割れてしまった場合はガラスは飛散防止フィルムにより飛び散らないように工夫されています。使用されているガラスは細かい破片になり尖らないような特性を持っているため、一般的なガラス製品よりも安全であると説明されています。
- 「Glas.tR」と「Glas.t」どちらを選ぶか。アマゾンの人気ランキングでは「Glas.t R」の方が圧倒的な人気です。個人的にはiPhone5でスリムではない古いタイプ（厚さ0.4mm）を使っていても厚みや使い勝手に特に問題はないと感じました。「Glas.tR」（厚さ0.4mm＋ラウンド加工）と「Glas.t＋通常加工」（厚さ0.23mm）とでは甲乙つけがたいですが、前者の厚みはラウンド加工により和らげられており、価格差もあまりないことから特に人気があるのだと思います。
（参考：「SPIGEN SGP GLAS.t iPhone5」[厚さ0.4mm]と通常のPET製フィルムの比較写真。上がGLAS.t）
ガラス特有の透明感と高級感
- SPIGEN SGP「Glas.t R」「Glas.t」はガラスの特性である透明感においても、通常のPET製保護フィルムを大きく凌駕しています。液晶本来の鮮やかさや明るさを損なわず、液晶ディスプレイを強力に保護することができます。また、撥油コーティング加工を施されており、指紋や皮脂、汚れなども付きにくく、付いてしまった場合も落ちやすくなっています。指通りも滑らかであり、一度使ってしまうと、もうPETフィルムに戻れない抜群の使い心地を味わえます。また、上手に貼り付けた後の仕上がりは通常のアクリル製フィルムとは比べようもないほど素晴らしく、ガラス特有の高級感があります。
貼り付け方法
- ガラス製のため湾曲しません。一気に貼り付けるかたちになります。気泡が入っても自然と押し出されてしまうので、その点はそれほど心配する必要はありません。問題は細かなホコリや塵の類です。埃の舞っているような場所での貼り付けは厳禁です。このような高価なフィルムの場合、家電量販店などのフィルム貼り付けサービスを利用するのも手です（ただし、店舗によってはガラス製フィルムは受付不可のところもあり）。量販店の貼り付けサービスを使い、iPhone5向け「Glas.t」を貼ってもらった際に専門家に伺ったフィルムの貼り方や注意点などを下記にまとめてありますので下の関連記事をご覧ください。
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