Android5.0ではノートブックに最適化した機能が追加されるかもしれません。
KGI Securitiesのアナリスト、Mingchi Kuo氏によれば、5月15日から開催されるGoogle I/OにおいてAndroid5.0は発表されません。他のアナリストや情報筋が予想するように、Android5.0の開発は遅れていると考えられています（9to5Google）。
写真はChrome OSを搭載するChromebook
Google I/Oにおいて発表されると期待されている新製品の1つはNexus7第2世代です。さらに、Googleはこのイベント後、数ヶ月ほどで、Androidノート、新しいTVデバイスやスマートウォッチなども用意するとKuo氏は予測しています。
Android5.0は今秋（10月〜11月頃）にリリースされると予想されます。しかし、Kuo氏によれば、そのリリース前に現行のAndroid4.xを搭載したAndroid BookがSamsungのような常に他社に先駆けて新製品を手掛けるするメーカーによって発売されるといいます。今後、3〜4カ月以内で、最初のAndroid Bookが登場すると予想されています。ただし、現行OSではノートブック機能を十分にサポートすることができないため、その出荷台数は限定的だと考えられています。別の情報では、IntelがIntelチップを搭載した200ドル程度のAndroid製品が登場することを示唆しており、今回の情報とも関連性があるようにも見えます。
Kuo氏の予想する新しいTVデバイスは、Apple TVの競合製品となるような特徴を備えています。スマートウォッチ（Google Watch）については、Google Glassとともに、Googleの先進性を示す挑戦的な製品になると考えられています。実際に大量生産されるのは、Google Glassと同様に来年以降になるとKuo氏は予想しています。
関連記事
Android5.0はノートPCにも最適化、Android Book、Apple TVのようなTV製品、Google Watchが数ヶ月以内にローンチか
