Samsungのフラッグシップスマートフォン、GALAXY S4の分解レポートをiFixitが行っています。
Samsung Galaxy S4 Teardown - iFixit
分解されているのは、クアッドコアのSnapdragon 600を搭載するモデルです。5インチのフルHD、441ppiディスプレイ、2GB RAM、16GB/32GB/64GBのストレージ、64GBまで対応するmicroSDカードスロット、13Mピクセルのリアカメラ、3.8V/2600mAhの交換可能なリチウムイオンバッテリーなどを搭載しています。
iPhone5と比べると、GALAXY S4との大きさの違いやボディ設計の違いをより意識することができます。
ロジックボードには、Qualcomm MDM9215M 4G GSM/UMTS/LTE modem（写真赤枠）、2GB LPDDR3 RAMとその下にSnapdragon 600 APQ8064T 1.9 GHz（緑）、Toshiba THGBM5G7A4JBA4W 16GB eMMC（青）、Qualcomm WCD9310 audio codec（黒）が搭載されています。反対側にはQualcomm WTR1605L seven-band 4G LTE chip（Nexus4と同型）、Broadcom 20794S1A standalone NFC chipなどが見えます。
イヤフォンスピーカーの両端にはAir ViewおよびAir Gestureのための2つのIRセンサーが搭載されています。このセンサーにより、画面に直接触れることなく、ジェスチャー操作が可能になります。
分解しやすさについて、iFixitの評価は高く、GALAXY S4は10段階中8段階目（10が最も容易）とされています。バッテリーはユーザーが交換可能であり、小さなコンポーネントもモジュール化され個別に取り外し技術さえあれば交換が可能です。ディスプレイに関しては、フロントガラスと接着剤で結合され、フロントパネルと一体化しており、その点が修理の容易性を下げています。
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