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Intel、第4世代Coreプロセッサの発売時期を正式発表、第2四半期(6月)後半

IntelがHaswellこと第4世代Coreプロセッサの出荷を開始し、第2四半期後半に市場に提供することを正式に発表しました。
Intelは中国で開催中のIDFの基調講演において、次世代Atomプロセッサ(コードネーム:Avoton/今年後半予定)などとともに、第4世代Coreプロセッサの発売時期を明らかにしました。
Intelの上席副社長兼PCクライアント事業本部長のカーク・スカウゲン氏は、その中で「第4世代Coreプロセッサファミリーはすでにシステムメーカー向けに出荷を開始しており、今期の後半には市場でも販売開始予定」であることを言及しています。
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Intel ニュースリリース
第4世代Coreプロセッサは、第3世代Coreプロセッサと比較して内蔵グラフィックスが2倍に向上し、ディスクリートGPUを搭載せずともコードマスターズ「Grid2」など最新ゲームを快適にプレイできるとしています。
第4世代Coreプロセッサを搭載したUltrabookは、これまでにないほど長時間のバッテリー駆動時間を提供するとし、第4世代Coreプロセッサが非常に省電力であることをアピールしています。また、新型UltrabookにはIntel WiDi(ワイヤレスディスプレイ)を標準搭載します。ユーザーは外部ディスプレイとUltrabookをケーブルで直接接続せずに、映像を出力できるようになります。
その他、新世代のAtom SoC(Bay Trail)は、史上最高性能のAtomプロセッサであり、現行タブレットの2倍のパフォーマンスを持ちます。Bay Trailプラットフォームを採用した2013年年末までに発売される予定であり、終日駆動できるバッテリー寿命と数週間のスタンバイ状態を維持できます。また、デバイス本体の薄さを8mmに収めることができると説明されています。スマートフォン向けのAtom SoC(Merrifield)は今年中の出荷を予定しています。現行世代と比較してパフォーマンス、電力効率、バッテリー駆動時間が改善されると説明しています。
第4世代Coreプロセッサは、ウルトラブックだけでなく、MacBook Air、MacBook Pro、Mac mini、iMacといったApple製品にも搭載されます。今回の発表により、Macシリーズの発売時期もある程度予測できるようになります。Appleは毎年6月のWWDCにおいてMacラインの新モデルを発表しています。
また、自作ユーザーにとっても、第4世代Coreプロセッサは待ち遠しい存在です。Inelは例年ハイエンドプロセッサからリリースしており、Core i7-4770KやCore i5-4670Kのオーバークロック向けCPUが最初期に投入されると予想されています。同時に8シリーズマザーボード(Z87、H87、Q87、Q85、B85)の投入が予定されています。第4世代Coreプロセッサは、第3世代や第2世代(LGA1155)とは異なるソケットLGA1150に変更されます。そのため、第4世代Coreプロセッサを利用するには8シリーズチップセットを搭載したマザーボードが必要です。
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