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タブレットの修理難易度ランキング、Surface Proが最も修理困難、次点にiPad miniやiPadシリーズ:iFixit

Apple、Microsoft、Amazon、Google、Samsungなど、各社タブレットデバイスの修理難易度のランキングを分解レポートでもおなじみのiFixitが公開しています。
Tablet Repairability Scores:iFixit
Tablet Repairability Scores:iFixit
ランキングスコアは、10点満点で点数が高いほど修理するのが容易であることを示しています。評価はデバイスを開けるときの難しさ、主要なコンポーネントの複雑さ、などでポイントが下げられます。アップグレード可能性、特定の工具を使用しないこと、コンポーネントのモジュラリティ(分解・分割の容易さ)などでポイントが上げられます。

  • Dell XPS 10:9点
  • Amazon Kindle Fire:8点
  • Dell Streak:8点
  • Motorola Xoom:8点
  • Samsung Galaxy Tab2 7.0:8点
  • Amazon Kindle Fire HD 7インチ:7点
  • Barnes & Noble Nook Simple Touch with GlowLight:7点
  • Google Nexus 7:7点
  • Apple iPad第1世代:6点
  • Barnes & Noble Nook Tablet:6点
  • Google Nexus 10:6点
  • Amazon Kindle Fire HD 8.9インチ:5点
  • Microsoft Surface RT:4点
  • Apple iPad 2:2点
  • Apple iPad 3:2点
  • Apple iPad 4:2点
  • Microsoft Surface Pro:1点

もっと修理が簡単とされたDell XPS10の評価をみると、本体は開けやすくバッテリーを取り外せる、ネジは色分けされケーブルにはラベルが付いているなど、分解し修理することを想定されているような配慮がなされています。7点を獲得し比較的修理容易とされたKindle Fire HD 7インチNexus7では、ともにデバイスを開けることが簡単であること、バッテリーの着脱しやすいことなどが評価されています。
ランキングで最も低い評価を受けているのはSurface Proです。90個以上のあまりにも多くのネジ、多くのパーツが接着剤で直接固定されていること、完璧に行わない限りディスプレイなどのケーブルを断線することは免れないなど、プロでも修理することを躊躇してしまうような難しさのようです。次点はiPad mini、iPad4、iPad3、iPad2です。接着剤の多用、分解時のガラス破損の可能性が高いなど、共通の特徴を持っています。
日本では最近になって発売が決定したKindle Fire HD 8.9インチSurface RTは、超難易度の製品と比べれば、まだ修理可能性は高いと評価されています。
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