こぼねみ

iPhone/iPad/Android/Windows/Macなどの最新情報をお届け

スポンサーリンク

フィリップス ノンフライヤー HD9220が新発売:油を使わず熱と空気で揚げられる調理家電

フィリップス「ノンフライヤー」(HD9220)は、食材の油だけで揚げ物を作れるノンオイルフライヤー。2013年4月下旬発売。実売予想価格は30,000円前後。
フィリップス ノンフライヤー HD9220
フィリップス ノンフライヤー HD9220:Philips ニュースリリース
「ノンフライヤー」は、フィリップス独自の高速空気循環技術により熱と空気の対流を使いフライを調理することができます。油をまったく使うことなく、普通の揚げ物と同じようなサクサクのフライを作ることができると説明されています。仕組みとしては、最大200度の高温の温風を高速で対流循環させて食材を一気に加熱調理します。食材は表面湿度を3%まで下げ食材に含まれる油を利用し表面をサクサクに仕上げます。熱風が食材をまんべんなく調理することで揚げムラなどの失敗もなく、本体内で食材の油だけで調理を行うため旨味も栄養分も損なわないのもポイントです。通常の調理方法で作った揚げ物と比較して最大80%の脂肪分をカットできるとのこと。揚げ物は油の処分も大変ですが、「ノンフライヤー」を使えばその手間も省けます。
「ノンフライヤー」の調理方法は、非常にシンプルです。食材に応じて温度とタイマー設定を行うだけで簡単に料理できます。調理温度は80度〜200度に対応します。調理できる容量は2.2リットル(800g)まで。
フィリップスのサイトには数多くのレシピが掲載されており、いずれも短い時間で調理することができます。なお、調理の下ごしらえは通常の揚げ物と同じです。油で揚げるか、「ノンフライヤー」で調理するかの違いだけです。
たとえば生のジャガイモからフライドポテトを作る場合、ジャガイモを切り水にさらし、その後水気をペーパータオルなどで拭き取り、余熱しておいた「ノンフライヤー」のバスケットに入れて200度で15〜16分加熱するだけです。鶏もも肉のから揚げなら、鶏肉を切って下味をつけ片栗粉にまぶし、余熱したバスケットに入れて180度で12〜13分で完了です。あらかじめバスケットを余熱してさえおけば調理時間は7分〜15分程度で終えることができます。焼ドーナツ、ラスク、カップケーキなどお菓子のレシピも紹介されています。また、製品にはレシピブックも付属します。
「ノンフライヤー」は、海外では「エアフライヤー/airfryer」として販売されており、インターネットなどで海外レシピも参照すればたくさんの調理例が見つかると思います。なお海外モデルは200V用のようで日本国内使うには200V専用のコンセントが必要です。もちろん国内モデルは100V対応です。
「ノンフライヤー」本体はコーティング加工が施されており、分解して水洗いや食器洗い機にも対応します。上述の通り油は食材に含まれるものだけなので、通常のフライヤーよりもお手入れも楽だと思います。本体サイズは幅28.7×お奥行き38.4×高さ31.5cm、本体重量は7kg。消費電力は1425W。
フィリップス ノンフライヤー