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3つの新型iPhoneが発売か、6月末に4.8型iPhone Mathと4型iPhone5S、12月に謎のハイエンドモデル

今年中に3種類の新型iPhoneが発売されるという新たな情報が出ています。工商時報中時電子報)は、6月に4インチのiPhone5Sと4.8インチの「iPhone Math」の2モデルがリリースされると伝えています。そして、クリスマス前に新モデルが投入されるとしています。
iPhone5
写真は2012年9月に発表されたiPhone5
BrightWireを参考に、伝えられている情報をまとめると次のようになります。

  • Appleは2013年に3つの新型iPhoneを発表する。
  • まず、4インチのiPhone5S、4.8インチのiPhone Mathが6月末までに発表される。どちらも8Mピクセルカメラを搭載する。名称はいずれも仮称。
  • 3番目の新モデルは12月のクリスマス前に投入される。新モデルは12Mピクセルのカメラを搭載する。
  • タッチパネルやカメラなどのコンポーネントの出荷数は3月に大きく上昇する。iPhoneの組み立ては4月下旬に開始される。そのため、Appleのサプライヤーは第2四半期に出荷数が増大する。
  • Hon Haiはその製造の90%を行う。Larganは800万台のカメラレンズを受注した。Fujikura、Flexium、Zhen Dingはプリント基板の発注をシェアする。
  • Foxconn TechnologyとCoxonはAppleの新モデルのためのパーツ成型を行う。Foxlinkは引き続きコネクタを供給する。Hon Haiの Microelectronics TechnologyはApple向けに4Gネットワークソリューションを設計する。
  • Appleは、iTV(Appleテレビ)を2013年末にローンチする予定。7モデル〜8モデルの新製品を発表する。

AppleがiPhone5SとiPhone廉価版をリリースするという予想が多数出ています。しかし、「iPhone Math」と呼ばれる大型化された液晶ディスプレイを搭載するモデルについては、これまで出ていなかったとAppleInsiderは伝えています。「iPhone Math」がローエンドのiPhoneのことを指すのかどうかはまだわかっていません。ローエンドのiPhoneはポリカーボネートなどプラスチックと金属のハイブリッドボディ(しかもシースルー)を採用し、iPod touch第5世代のような複数のカラーラインナップを持つといわれています。
一方、画面サイズを拡大したiPhoneの新モデルがリリースされる、あるいは次期iPhoneは複数のサイズが用意される、という情報は以前より伝えられていました。ディスプレイは5インチともいわれ、ハイエンドモデルとして用意されるといいます。
「iPhone Math」という名称(あくまで仮称)については、これまでのiPhoneシリーズの命名方法と異なっており、コードネームなのか潜在的な誤訳なのかもわからない、とMac Rumorsは指摘しています。iPhoneは、初代iPhone、iPhone 3G、3GS、4、4S、5と命名されてきました。3Gは初めて3G通信に対応したモデルです。この規則に沿えば次期iPhoneは5Sになると考えられています。「S」は通常、前モデルのマイナーバージョンアップモデルであり、外観はほぼそのままにCPUなど内部が新しくなります。
「iPhone Math」という呼称が正しかったとして、それは9.7インチiPadに対するiPad miniのように、iPhoneに対するiPhone Mathという別モデルを意味するのかもしれません。iPadに対してミニサイズなのでiPad miniなのはわかりやすいです。また、iPodに対してタッチ操作できるiPod touchも同様です。それではiPhoneに対してMathが何を指すのかはよくわかりません。工商時報には確かに「iPhone Math」と書かれていますが、その手前の時点で何らかの読み違い(あるいは聞き違い)があったのかもしれません。
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