iPhone5のコンポーネントの発注が減少しているという報道を受けて、Appleの株価は下落しています。しかし、iPhone5向けディスプレイ生産の減少は別の種類のパネルを採用するためではないかとAllThingsDは伝えています。
iPhone5
ディスプレイの発注数が下がったのは、1つはその歩留まりが改善されたためだとも考えられます。歩留まりの低いうちは製品として利用できないパーツ数を見込んで多めに生産しますが、それを考慮する必要が薄れたため、発注数も減少したというものです。
発注数の減少のもう1つの説明は、ディスプレイテクノロジーの将来の切替の結果です。Appleに近い関係筋によれば、その評価結果については言及を避けていますが、AppleがiOSデバイスで使用するIGZOディスプレイを評価していたといいます。これは現行モデルだけでなく次期モデルをも視野に入れている可能性もあります。
あるいは、Appleは次期iPhoneの製造に備えて現行モデルのコンポーネント発注を抑えているのかもしれません。
次期iPhoneは3月にも最初の生産が始まるともいわれています。
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