ダイヤテック FILCO「Majestouch 2 Convertible」は無線＆有線接続に対応し、iOS利用時の印字も備えるMajestouch史上最高級モデル。日本語108フルサイズ（かななし）となり、「茶軸」「黒軸」「青軸」「赤軸」の4タイプをラインナップ。2013年1月18日（金）発売。実売価格は各14,000円前後。
FILCO Majestouch2 Convertible：ダイヤテック 製品情報
FILCO「Majestouch 2 Convertible」は、Bluetooth、USB、PS/2の3つの接続方式に対応します。Bluetoothは最大4台のマルチペアリングに対応します。デバイスはPause＋F1〜F4キーで簡単に切り替えることができます。
キーの側面にはiOSデバイス向けに英語配列が印字されています。キーの立体的なメカニカル式なので側面の刻印も見やすくなっています。そのため他のキーボードのようにシールを貼ることもなくWindowsでもiPhoneやiPadでもそのまま利用できます。iOS4.0以降のiOSデバイスで利用できます。
（キートップの拡大写真：4台のデバイスの切替に対応）
「Majestouch 2 Convertible」はユーザーの要望を反映し、「CapsLock」キーと左側「Ctrl」キーの入れ替え、「Windows」キーおよびアプリケーションキーをロックすることも可能です。操作はキーボード本体裏面のDIPスイッチで行います。また、キー引抜き工具や「CapsLock」キーと「Ctrl」キーの交換用キーキャップも付属しています。
（キートップの拡大写真：Windowsキーなどユーザーがロックも可能）
Bluetooth接続時の電源は単三形乾電池を2本。スリープモードを搭載し、約3ヶ月の使用ができます。電池交換を示すLEDランプも搭載しています。USB接続時は通常のUSBキーボードと同様に電池は必要ありません。
（FILCO Majestouch2 Convertibleのキーレイアウト）
FILCO「Majestouch 2 Convertible」は4タイプの軸（スイッチ）が用意されています。キー配列自体は同一です。スイッチはZF Electronics社製（旧Cherry）のMX茶軸 (tactile feel）、MX黒軸(linear）、MX青軸 (click tactile）、MX赤軸（linear）があります。ダイヤテックによれば各タイプの特徴は次のようになります。
MX茶軸（tactile feel）
- 押し下げ位置最大4mm、スイッチ接点位置約2mm、バネ圧約45g。軽くカチッとした感触と軽快な入力が特徴
MX黒軸（linear）
- スイッチ接点位置約2mm、バネ圧約60g。押し下げるほど重くなる特性を持つリニアストロークタイプ。ばねの反発力によりキーから指が離れるような操作感が特徴
MX青軸（click tactile）
- 押し下げ位置最大4mm、スイッチ接点位置約2mm。カチッとした感触を持ち、メカニカルスイッチ特有の打鍵音が特徴
MX赤軸（linear）
- バネ圧約45g。クリック感はなく、黒軸同様のリニアストロークタイプ。黒軸よりもバネ圧が軽くスムーズなキー入力が特徴
FILCO Majestouch2 Convertibleの共通仕様
- キーピッチ：19mm
- キーストローク：4mm±0.5mm
- 本体サイズ：幅440×奥行138×高さ38.5mm（スタンド使用時49.5mm）
- 本体重量：1.2kg
- インターフェース：Bluetooth2.0、USB、PS/2（PS/2変換コネクタにより対応）
- Bluetooth：Bluetooth ver2.0+EDR、 HIDプロファイル、通信距離最大10m、電源：単三乾電池×2
- 付属品：USBケーブル、PS/2変換コネクタ、交換用キートップ(CtrlおよびCapsLock)、キー引抜工具（FILCO KeyPuller）
- 型番：茶軸「FKBC108M/NB2」、黒軸「FKBC108ML/NB2」、青軸「FKBC108MC/NB2」、赤軸「FKBC108MRL/NB2」
FILCO Majestouch2 Convertible
FILCO Majestouch2 Convertible 茶軸/黒軸/青軸/赤軸
