IntelがIvy Bridge Yシリーズの2つのCPU、Core i7 3689YおよびCore i5 3439Yを2013年第1四半期にローンチするとfudzillaが伝えています。YシリーズはTDP 13Wとなり、これまでのULV（超低電圧版）CPU（型番末尾U）のTDP 17Wからさらに省電力化されます。
Core i7 3689Yは、2コア、4スレッド、クロック1.5GHz、Intel Turbo Boost2.0によりシングルコアで2.6GHzまで、デュアルコアで2.4GHzまでクロックアップします。GPUは他のモバイル向けIvy Bridge同様にIntel HD graphics 4000を搭載しクロックは350MHz〜860GHzです。キャッシュは4MB、DDR3およびDDR3L 1600MHzをサポートします。
Core i5 3439Yは、同じく2コア/4スレッド、ベースクロック1.5GHz、シングルコアで2.3GHz、デュアルコアで2.1GHzまでクロックアップします。キャッシュが3MBとなる以外のスペックはCore i7 3689Yと同じです。
Ivy Bridge Yシリーズの後には、HaswellベースのYシリーズが続きます。Haswell Yシリーズは早くとも2013年第3四半期になると予想されています。リリース時期によっては次期MacBook Airに採用されるかもしれません（次期製品がまだIntel製CPUを搭載するのであれば）。次期MacBook Airは2013年6月のWWDC2013で発表されると予想されています。
関連記事
TDP 13WのCore i7 3689Y、Core i5 3439Yが2013年第1四半期ローンチ：Ultrabookやタブレット向け
