Appleが次期iOSデバイス（iPhone5S、iPad5、iPad mini2など）についてIGZOディスプレイの採用のための評価を行っているとDigiTimesが伝えています。
写真はiPad mini
業界筋によれば、Appleは2013年に発売するiPad mini、iPad、iPhoneの新モデルにおいて、IGZOパネル供給がどの程度なのか評価をしているといいます。AppleはIGZOパネルの生産能力についてSharpと協議を進めています。同時に、AU Optronics（AUO）のL5CラインにおいてもIGZO技術を用い生産できるかどうかを確認しているともいわれています。また、Innolux（以前はChimei Innolux/CMI）はSharpよりIGZO技術を自社の3Gおよび5Gラインにおいて使用するライセンスを得たとも伝えられており、Innoluxは将来Appleのサプライチェーンに参入する可能性も示唆されています。
IGZOパネルは、次期iOSデバイスの薄型化や軽量化を行う上で理想的なパネルの1つだと考えられます。IGZOパネルは従来製品よりも消費電力が低くタッチパネルの操作性も向上しているとされています。
SharpはiPad3向けのIGZOパネルを供給していました。しかし、最近の報道ではすでにApple製品への供給を行っていないとされています。
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