次期iPad（第5世代/iPad5）は、そのデザインを刷新しiPad4よりも軽く薄型化され来年3月にリリースされるとzol.com.cnが伝えています。
写真は2012年10月に発表されたiPad4
Appleは、Microsoft SurfaceやGoogle Nexus7の強いプレッシャーから、新製品投入時期をスピードアップするという予測が最近になって浮上していました。zol.com.cnはそれを受けてiPad5を2013年3月にリリースする計画が出ていることを独自情報源より得ているようです。
iPad5は完全に新設計され、そのデザインはiPad miniに類似しているともされています。本体はiPad4よりも薄型化、軽量化されるともいいます。zol.com.cnの記事を伝えるMacお宝鑑定団は、おそらく、高さ4mm、幅17mm、厚さ2mm小さくなると予測しています。
最近のiPadのリリース時期とデザインの変遷をおさらいしてみます。
2012年3月に発表されたiPad3はRetinaディスプレイを初めて搭載したiPadでした。GPUを特に高性能化し高解像度表示に対応しましたが、そのディスプレイおよびLEDバックライトの消費電力の増大に対応する必要ありました。そこでバッテリーが大きくなり、iPad3はiPad2よりも本体の厚みが増しています。加えてCPU（A5X 45nmプロセス）の微細化が追い付いていないなどの影響もあり発熱量も増えました。
2013年10月に発表されたiPad4はiPad3の発表からわずか半年で登場しました（この事実がAppleの新製品発売スケジュールに変動があったという多くの予測につながります）。CPUは新開発のA6X（32nmプロセス）となりましたが、本体デザインもサイズもiPad3と同一でした。iPhone5やiPod touch第5世代がデザインを刷新し、新しく発売されたiPad miniもiPod touch第5世代と同傾向のデザインとなる中で、iPad4だけがデザインに変更がなかったことになります。そうした点からも次期iPadがデザインを新しくしiPad miniに近づけることは十分あると考えられます。
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