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Acer、低価格なIntelベースWindows8タブレットとAndroidタブレットを2013年早々にローンチか

Acerが、99ドルのAndroidタブレット、そして、価格は不明ながら現在の製品よりも安価となるIntelベースのWindows8タブレットを2013年の早期にローンチする計画だとThe Wall Street Journalが伝えています。
Acer Iconia B1
Acer Iconia B1
まず、The Wall Street Journalが99ドルのAndroidタブレットとしているのが、先日明らかにされたIconia B1と呼ばれる製品です。Iconia B1は1024×600ピクセルのディスプレイや1.2GHzのデュアルコアCPUを搭載する7インチタブレットであり、Amazon Kindle Fire(HDではない)と類似したスペックを特徴とします。競合製品との違いはその価格設定であり、Iconia B1は99米ドルで販売されるとみられています。ただし、Iconia B1は新興成長市場に向けられており、先日FCCに提出されたものの、米国で実際に販売されるかどうかは不確かだとしています。Acerに直接的な知識を持つ情報筋によれば、Iconia B1は2013年の早い時期にローンする予定だといいます。また、この数ヶ月の間に、Acerはタブレット市場の大きな変化に対応しその製品計画のロードマップに変更を加えたといいます。GoogleとSamsungによるNexus10の発売が市場で競争力のある価格設定の見通しを変化させたとしています。Nexus10は399ドルという価格設定で2012年10月に発売されました。
また、ASUSもAcerと同様に低価格タブレットを来年発売するという噂もあると情報筋は言及しています。しかし、ASUSのスポークスマンは100ドルタブレットの計画を否定し同社の製品計画に対するコメントを辞退しています。
続いて、Acerが開発しているというWindows8タブレットについては、上記とは別の情報筋(同じくAcerに対する直接的な知識を持つ)によれば、2013年初めにローンチする計画だといいます。製品はIntelベースとされ、「あまりに高価な」現行製品と比べて安価だとしています。Intel製チップセットおよびプロセッサを搭載するのであれば、この製品はWindows RTタブレットではないようです。
低価格な製品を追及していくことはそこから得られる利益を減少させることになります。しかし、Daiwa Securitiesのアナリスト、Christine Wang氏はそれが中国市場における強固な足場を保持する助けになると指摘しています。中国のホワイトボックスタブレットメーカーは2013年に6000万台ものタブレットを生産する見込みであり、低価格タブレット市場は非常に大きいといいます。AcerやASUSなどの大手PCブランドはこれまでそうした低価格製品に対抗した製品を販売していませんでした。
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