iPhone5の通話用スピーカー（受話口/レシーバー）から音がまったく出なくなったのでApple Storeで交換してもらうことにしました。結果としては、とても簡単に交換でき、あれこれ悩むよりも新品に替えてもらった方が楽だと感じました。
（訪れたApple Storeのスナップ）
今回症状が現れたのは友人のiPhone5。聞こえなくなったのは、iPhone5の液晶面の上部にある通話用のスピーカーです。説明書などをみると正式には受話口（レシーバー）というようです。スピーカーメッシュにはゴミなどが詰まっている様子もありません。1週間ほど前から聞こえたり、聞こえなくなったりと症状が出始め、数日前からまったく聞こえなくなってしまいました。
症状と行ったこと
- iPhone5で電話をすると相手の声がまったく聞こえない。
- 受話口からではなくスピーカーを使うと相手の声が聞こえる。
- iPhoneの再起動、電話アプリの再起動、設定の見直しを行うも改善されない。
交換初日
- iPhone5は発売初日の9月21日に購入しました。1年間の保証期間内です。最初に何も考えずにApple Storeを訪れ、ジーニアス（店員さん）に症状を伝えてみました。すると、iTunesでバックアップを取っていますか？、と聞かれましたので、バックアップしていないと答えたところ、バックアップを取り再度来てもらえれば新品と交換します、ということになりました。その場で次回予約日と時間を決め、その日は家路に。
交換2日目
- 自宅でiPhone5をPCに接続しiTunesを使い本体のバックアップを保存し、予約した日に再びApple Storeで出向きました。混雑具合によっては若干待たされることもあるようですが、今回は5分ほどで済みました。再度、担当のジーニアスに簡単に症状を伝えたところ、（前回訪れた時のメモも確認しつつ）レシーバーの修理は簡単にはできないため、新しいお品と交換になりますということに。再び待つこと数分で新しいiPhone5が運ばれてきました。
- 交換用のiPhone5は、お店で販売されているパッケージに収められているのではなく、別の小さなケースに入っていました。液晶面と背面とは新品同様に保護フィルムで覆われていました。Lightningケーブルやイヤフォンなど付属品は含まれていません。あくまで本体のみ交換になります（交換用の製品は新品なのでしょうが何となく再生品のようにも感じました。ただし、そう感じただけで実のところはわかりません）。
- ジーニアスは手慣れた手つきで故障したiPhone5のSIMカードを新しいiPhone5に挿入し交換が終了しました。起動の確認と外観上のキズなどがないかを確認するよういわれ、それが確認できれば、後は古い方のiPhone5のデータを消去し工場出荷状態に戻して完了です。保証期間内のため代金はまったくかかっていません。
予約方法など
- もし、再び音が出なくなったり、別の箇所が故障した時はどうすればいいいですか？、と聞いたところ、iPhoneの「Apple Store」（App Store
）アプリから事前予約できるとのこと。
- 予約方法は、「Apple Store」アプリ内の「ストア」をタップ、「すべてのストア」をタップし「日本」をタップ、予約したいApple Store直営店を選択します。続いて「Genius Bar」をタップし、対象製品（Mac/iPod/iPhone/iPad）を選択、日時の選択（当日から6日先まで/午前10時から20時50分まで10分刻みで選択可能）、予約内容確認画面が表示されるので、任意で「どのようなサポートをご希望ですか？」欄に内容を記入し、「予約する」をタップすることで予約が完了します。
とりあえず、このまま使っていき、再び調子が悪くなればまた考えるということで、今回の交換は以上で終了です。
1つ残念だったのは、回収されてしまったiPhone5に「USG ITG Impossible Tempered Glass」という強化ガラス製の保護シートを貼ってあったこと（レビュー記事）。
（写真右側がUSG ITG Impossible Tempered Glassを貼ったiPhone5）
ガラス製保護フィルムは重量があるためか接着力が強く、一度貼り付けた後は再利用はできないため、今回は故障したiPhone5と一緒に回収と相成りました。3,000円のお高い保護フィルムがわずか1ヵ月半ほどでさよならとなってしまいました。なお、この「USG ITG Impossible Tempered Glass」、表面にまったくキズも付かず、透明度もものすごく高く、かなりお気に入りだったのにと友人談。今回は本体無償交換ということで保護シートは諦めてもらうしかなさそうです。
