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iPad4が早めに発売された理由はA6XチップがA5Xよりも低価格で低温だから:fudzilla

iPad4が従来のリリーススケジュールを早めて発売された真相についてfudzillaが伝えています。

A6Xチップ:chipworks
それによれば、iPad4に搭載されているA6X SoCの製造コストはiPad3に搭載されているA5Xよりも低価格である、という情報を関係筋より入手したといいます。
A5XはCortex A9ベース、45nmプロセスのデュアルコアプロセッサであり、クアッドコアのGPU PowerVR SGX543MP4を内蔵しています。A5XのチップサイズはARMチップでは最大の165mm²であるといいます。一方、クアッドコアCPUのNVIDIA Tegra3は82mm²、A5は122mm²です。
最新のA6Xは32nmプロセスで製造されるデュアルコアCPUです。チップサイズは95mm²であり、A5XやA5よりもずっと小さくなります。このチップサイズの大きさがコストや発熱量、消費電力などに関係していると思われます。
A6Xは性能においてもA5Xを大きく上回ります。そして、価格も安く発熱量も少ないということになります。そこまで良い条件が揃えば、Appleがプロセッサを交換し、ついでに新しいLightningポートを搭載し新製品を発売することも自然だといえます。
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