こぼねみ

iPhone/iPad/Android/Windows/Macなどの最新情報をお届け

スポンサーリンク

Lightningケーブルのコピー商品分解レポート、一応動作可能だが:AppleInsider

Apple未承認のLightningケーブルの分解レポートをAppleInsiderが伝えています。
入手したApple未承認のLightningケーブルと内部のチップ:AppleInsider
入手したApple未承認のLightningケーブルと内部のチップ:AppleInsider
カスタムケーブルショップ、Toxic CablesのFrank Donghi氏は中国からLightningケーブルの安価なコピー商品を入手し、AppleInsiderとともにそのLightningケーブルを分解しています。この製品の価格はわずか3.5ドル(約280円)だったといいます。
そのLightningケーブルに外部音源を接続したところ、Apple純正品と比べて“非常にノイズがある”としたものの、充電や同期は正常に動作したといいます。
Lightningケーブルの模造品の分解
Lightningケーブルのコネクタ部分を分解し中身を確認したところ、Donghi氏は“かなり貧弱だ”とそのケーブルの品質について感想を述べていますが、動作上は問題がなかったとしています。
Donghi氏によれば、中国では10種類ほどのApple未認可のLightningケーブルのコピー製品があるといいます。そうしたコピー製品の中にはより高品質な製品も存在するかもしれないが、今回入手したものに関していえば、非常にチープな作りであるとしています。
Apple未承認のLightningコネクタは、先週から中国より出荷され始めました。そうした製品は充電や充電用のLightningケーブル、Lightning - 30ピンアダプタのようなアダプタも含まれています。現在出荷されているこれら製品にはApple公認の製品は全く含まれていません。中国のアクセサリメーカーはApple純正品をリバースエンジニアリングしその模造品を製造しました。
AppleはLightningコネクタの製造についてサードパーティメーカーと協議するために11月上旬に“Made for iPhone”カンファレンスを開催する予定です。Apple認定のサードパーティ製Lightningケーブルやアダプタはこの説明会の後に登場する見込みです。
Lightningコネクタには認証チップが内蔵されています。このチップによりLightningアクセサリを安易に製造することが困難になっています。LightningコネクタはiPhone5、iPod touch第5世代、iPod nano第7世代に初めて搭載されました。今月になってiPad mini、iPad4もLightningコネクタを採用し発表されました。
関連記事