台湾を拠点とするコネクタメーカー、Foxlink（Cheng Uei Precision Industry）は、iPhone5などに搭載されるLightningコネクタを2012年第4四半期に5000万個以上出荷する見込みだとDigiTimesが伝えています。
iPhone5とLightningコネクタ
中国語のEconomic Daily News（EDN）によれば、FoxlinkはLightningコネクタ製造機材に10億台湾ドル（3400万USドル）以上を投資したといいます。また、LightningコネクタのASPは1ユニットにつき5ドル以上、一般的なコネクタよりも1ドル以上高くなるとされています。
現在、FoxlinkはiPhone5向けの50％以上を生産しています。残りはFoxconn Electronics（Hon Hai Precision Industry）によって供給されているといいます。
Lightningは、9月に発表されたiPhone5、iPod touch第5世代、iPod nano第7世代に採用された新しい充電・同期用コネクタです。発表が予想されているiPad miniにも搭載されるといわれており、3月に発売されたiPad3もマイナーバージョンアップされLightningコネクタを搭載するとも予測されています。
Lightningコネクタ、第4四半期に5000万個以上出荷へ
