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iPadmini、製造問題で生産遅れの懸念も:Business Insider

iPad miniの大量生産が若干遅れているようだとBusiness Insiderが伝えています。
Google Nexus7とiPad miniのイメージ写真
Google Nexus7(左側)とiPad miniのイメージ。iPad miniは左右のベゼルが狭くなるといわれている:9TO5Macより
遅れの原因の1つは、iPad miniの持つ従来よりも狭いベゼルだとBarclaysのKirk Yang氏は言及しています。Appleの製造パートナーはこの細いベゼル部分に苦労しているといいます。
しかしながら、iPad miniは予定通り、今月中にリリースされるとYang氏は予測しています。Yang氏はiPad miniがホリデーシーズン前に出荷され、12月までに1000万台が製造されるといいます。
250ドルASP(Average Selling Price/平均販売価格)のiPad miniが1000万台販売されることでAppleの収益は25億ドルに達します。これは既存のiPadやiPod touchの販売の侵食を含まない試算です。
もし、この予測が正確であれば、AppleはiPadminiのローンチイベントを今後数週間で行わなければならないと考えられます。
Yang氏の9月28日のレポートでは、iPadminiの大量生産は2つの理由で9月に開始されないと予測していました。1つはタッチパネルをITOガラスからITOフィルムに変更したことで歩留まり(yield rate/不良品でない割合)が低くなる問題が生じたためです。ITOフィルムはワイヤレスデータ通信サービスの通信品質を高めるために用いられます。もう1つは、上述の狭いベゼルの組み立て上の問題であり、PegatronはiPad miniの生産を遅らせたといいます。しかし、Hon Hai(Foxconn)がPegatronの遅れ分を補うことで10月のiPad miniローンチは保たれるとしています。
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