新型ウォークマンNW-F805、NW-F806、NW-F807が新発売：Android4.0、GooglePlay対応

新型ウォークマン「NW-F800」シリーズは、NVIDIA Tegra2プロセッサにAndroid4.0を搭載し、DTCP-IP/DLNA Throwなどの機能にも対応するAndroidウォークマンのフラッグシップモデル。
16GB「NW-F805」、32GB「NW-F806」、64GB「NW-F807」の3種類の容量、ビビッドピンク、ブルー、ホワイト、ライトピンク、ブラックの5色がラインナップ。価格はそれぞれ20,000円前後、25,000円前後、35,000円前後。スピーカー付属の16GB「NW-F805K」（23,000円）、32GB「NW-F806K」（28,000円）、Bluetoothイヤフォンが付属する16GB「NW-F805BT」（26,000円）も同時発売。2012年10月4日（木）より予約開始。発売日は10月20日（土）。

ウォークマンNW-F800シリーズ：ソニープレスリリース
新型「NW-F800」シリーズは、昨年発売された「NW-Z1000」シリーズと同等のスペックを持ち、本体を小型軽量化し携帯性を向上させているのが大きな特徴です。どちらもNVIDIA Tegra2を搭載しAndroid4.0（Z1000は後日アップデート）で同一です。液晶はNW-F800が3.5インチに対し、NW-Z1000は4.2インチですが液晶解像度は同じ800×480ピクセルです。NW-F800の重量は約100gで、NW-Z1000（約156g）の3分の2ほどであり非常にコンパクトです。NW-Z1000だけがHDMIポートを搭載しているのが主な違いです。

新型「NW-F800」シリーズの基本性能は限りなくスマートフォンに近いです。

液晶ディスプレイは3.5インチ（800×480ピクセル）、Android4.0を搭載しGoogle Playにも対応しています。プロセッサにNVIDIA Tegra 2（1GHz）、メモリ512MB、ストレージは16GB/32GB/64GBの3タイプが用意されています。
GPSやGセンサー、Bluetooth3.0、Wi-Fi（IEEE802.11b/g/n。WPS、AOSS対応）、FMラジオなどを搭載しており、Google PlayやSony Select、mora、定額音楽配信サービスMusic Unlimitedにも対応しています。
連携機能としては、DTCP-IP/DLNA Throwに後日アップデートで対応します。液晶テレビやブルーレイレコーダー、PS3、torne、nasbeなど対応機器からウォークマンへの録画番組転送、ウォークマンから対応機器への送信機能が利用できます。
操作はタッチパネルと物理ボタンとしてW.ボタンを搭載しています。ほとんど、電話機能を持たないAndroidスマートフォンのような構成となっています。Appleでいえば、iPod touchのような性格を持つといえます。

音質面では、ウォークマンでおなじみの技術や機能を全部入りという感じです。

S-Master MX：フルデジタルアンプ。ゆがみや劣化、変換時のノイズを抑制し原音を充実に再現
デジタルノイズキャンセリング機能：騒音を焼く98％カット。電車・バス、航空機、室内の3モード。
クリアフェーズイヤフォン＆スピーカー：ウォークマン本体のデジタル信号処理に最適化。NW-F800Kシリーズの付属スピーカーも対応。
その他、DSEE、クリアステレオ、クリアベースの各機能、大口径13.5mmのEXヘッドホンが付属。合計7つのクリアオーディオテクノロジーを搭載。

NW-F800の仕様

OS：Android4.0
液晶：3.5型、800×480ピクセル、タッチパネル
プロセッサ：NVIDIA Tegra 2、1GHz
メモリ：512MB
容量：16GB/32GB/64GB
対応フォーマット
- 音楽：MP3、ATRAC、ATRAC Advanced Lossless、AAC、HE-AAC、WMA、Linear PCM、FLAC
- 動画：MPEG4/AVC（H.264Baseline）、WMV
- 写真：JPEG（Baseline）
通信機能：Bluetooth3.0（対応プロファイル：A2DP/AVRCP/OPP/HID）、Wi-Fi（802.11b/g/n）
センサー類：GPS、Gセンサー
FMラジオ、内蔵スピーカー、マイク搭載
バッテリー駆動時間：音楽再生時25時間、ビデオ再生時5時間
バッテリー充電時間：約3.5時間
インターフェース：USB、WM-PORT。※HDMIは非搭載
本体サイズ：56.8×114.6×8.9mm
本体重量：約100g