Lenovo ThinkPad X1 Carbonは、ThinkPad史上最薄8mmを実現したカーボン製ボディを採用した14インチウルトラブック。8月30日(木)よりレノボショッピングで販売開始、9月より量販店向けモデルが発売。価格は16万円程度から。
ThinkPad X1 Carbonのボディは天板にカーボンファイバーを採用し、軽量化とともにボディ剛性が高められています。本体サイズは331×226×8-18.8mm、本体重量は約1.36kg。前モデルThinkPad X1は13.3インチ液晶を採用し337×231.1×16.5-21.3mm、1.69kgでした。ThinkPad X1 Carbonは、先代Xiと比べて液晶サイズは大型化されましたが本体サイズはコンパクトになり、特に厚さは最薄部で半分以下にスリム化されました。重量も300g近く軽量化しています。
ThinkPad X1 Carbon:Lenovo ニュースリリース、レノボ・ショッピング
キーボードにはバックライトを標準搭載した6列アイソレーションタイプ。本体フレームと一体化しThinkPad特有のしっかりとしたキータッチを実現しています。伝統のトラックポイント、マルチジェスチャー対応のガラス製タッチパッドも搭載しています。
ThinkPad X1 Carbonの基本構成は量販店向けモデル、直販モデル、企業向けモデルともに共通です。液晶ディスプレイは14型、1600×900ドット。残念ながらフルHDではありませんが十分な解像度です。インターフェースはUSB3.0×1、USB2.0(Powered USB)×1、Mini-Displayport、4in1メディアカードリーダーなどを搭載。通信機能はWi-Fi(802.11a/b/g/n)、Bluetooth4.0(オプションのモデルもあり)。有線LANは別売りの「Lenovo USB2.0イーサネットアダプター」が用意されます。その他、指紋認証、HD720pカメラなどを搭載し、オーディオはDolby Home Theater v4に対応します。
バッテリーも強化されています。約7.8時間(構成により若干の違いあり)の駆動時間となり、スタンバイ状態で30日間のバッテリー寿命を持ちます。また、35分で80%の充電が可能なラピッド チャージ機能も搭載します。
量販店向けモデルは「34434LJ」「34434KJ」の2モデルが用意されます。
- 34434LJ:Core i5-3317U、4GB RAM、128GB SSD
- 34434KJ:Core i7-3667U、4GB RAM、256GB SSD
その他、Core i5-3427U、Core i7-3667Uも選択可能とのこと。前者には8GB RAMも選択できるようです。
ThinkPad X1 Carbonの仕様
- OS:Windows7 Professional 64bit SP1
- 液晶パネル:14型、1600×900、LEDバックライト、非光沢パネル
- プロセッサ:Intel Core i5-3317U、i5-3427U、i5-3427U、i7-3667U
- チップセット:Intel QS77 Express
- メモリー:4GB、8GB(i5-3427U)
- ストレージ:128GB SSD、256GB SSD
- USB:USB3.0×1、USB2.0×1(電源オフ時充電対応)
- メディアカードスロット:SD/SDHC/SDXC/MMC
- 映像出力:Mini-Displayport
- オーディオ:マイク・ヘッドフォンコンボ、ステレオスピーカー、Dolby Home Theater v4
- 通信機能:Wi-Fi(802.11a/b/g/n)、Bluetooth4.0(オプション)
- 本体サイズ:幅331×奥行き226×高さ8-18.8mm
- 本体重量:約1.36kg
- バッテリー:内蔵タイプ
- バッテリー駆動時間:約7.8時間
- バッテリー充電時間:約1.5時間(パワーオフ/サスペンド時)、約1.7時間(使用時)、ラピッド チャージ(35分で80%充電)
- キーボード:アイソレーション6列、バックライト搭載
- トラックポイント:搭載
- クリックパッド:搭載