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Intel、Haswellプロセッサ、8シリーズチップセットを2013年4月に発表:DigiTimesより

Intelは、2013年4月に次世代Haswellベースのプロセッサおよび8シリーズチップセットを発表する準備を整えているとDigiTimesが伝えています。
現行のIvyBridgeベースプロセッサおよび7シリーズチップセットは2012年4月に発表されました。2012年第3四半期のPC需要は低迷しており、マザーボードメーカーは第4四半期にIvy Bridge製品の出荷ピークに到達しなければならないと考えているようです。というのも、ユーザーは2013年第1四半期にはHaswellベース製品の登場を待ち始めるかもしれず、こうした買い控えにより、IvyBridgeは近年のIntelプラットホームで最も短いライフサイクルになる可能性があるとマザーボードメーカーの関係者は指摘しています。
Haswellは、改良されたアーキテクチャと22nmプロセスを採用します。インターフェース(CPUソケット)は現行IvyBridge/SandyBridgeのLGA1155からLGA1150へ変更されます。そして、CPUの処理能力、グラフィック処理能力ともに大幅にパフォーマンスが強化されるといわれています。
ソケットLGA1150は、LGA1155と互換性がないため、Haswellを使うには8シリーズチップセットを購入する必要があります。
DigiTimesによれば、Intelは、2013年4月に、パフォーマンスレベル、メインストリームレベルのHaswellプロセッサを最初にローンチする予定です。そして、Z87やH87シリーズチップセットを同時に発売します。これらは現行Z77、Z75、H77シリーズチップセットの後継です。
エントリーレベルのH81チップセットは、現行H61のリプレイスとして2013年6月にリリースされる見込みです。また、エンタープライズチップセットとしては、vProテクノロジをサポートするQ87、Q85、B85チップセットをリリースします。
SandyBridgeプロセッサは32nmプロセス、新しいマイクロアーキテクチャ、新しいソケットを採用しました。IvyBridgeプロセッサではアーキテクチャやソケットはそのままで新しい22nmプロセスに微細化(シュリンク)されました。Intelの採用するTick-Tock(チックタック)モデルではアーキテクチャ&ソケットを2年ごとに変更していきます。これがTock(タック)の段階で行われます。Tick(チック)では新プロセスルールに2年ごとに移行します。今回、Haswellは2年前のSandy Bridgeと同じTockの段階であり、アーキテクチャとCPUソケットが刷新されることになります。
追記:発売されました。新しい記事をご覧ください。