となりのトトロ、火垂るの墓ブルーレイが新発売：初回限定版特別セットも

ジブリ『となりのトトロ』『火垂るの墓』初ブルーレイ化。2012年7月18日（水）発売。価格は各7,140円。初回限定版『となりのトトロ』＆『火垂るの墓』2本立てブルーレイ特別セットも同時発売されます。特別セットの価格は14,280円。
『となりのトトロ』『火垂るの墓』は、2本立ての同時上映として、1988年4月16日に劇場公開されました。公開時、『となりのトトロ』のキャッチコピーは「このへんないきものは、まだ日本にいるのです。たぶん。」。『火垂るの墓』は「4歳と14歳で、生きようと思った。」。共通のキャッチコピーが「忘れものを、届けにきました」でした。
ニュースリリースでは、スタジオジブリ・プロデューサーの鈴木敏夫氏のテクストが寄稿されています。「西洋かぶれ」とタイトルの付いた文章には、戦後、「アルプスの少女ハイジ」や「母をたずねて三千里」など、アメリカよりもヨーロッパの作品を中心に行ってきたが、徐々に「日本を舞台に日本人が主人公の作品を作りたい」と願うようになってきたこと、そして、それが『となりのトトロ』『火垂るの墓』の誕生の契機となったことなどが書かれています。

ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパンニュースリリース
以下、『となりのトトロ』『火垂るの墓』『となりのトトロ＆火垂るの墓 2本立てブルーレイ特別セット』の仕様や特典です。
『となりのトトロ』Blu-ray版製品仕様

パッケージ：特殊パッケージ
ディスク仕様：BD50/1枚/ピクチャーディスク
- 映像：MPEG-4AVC/16:9/1920×1080 フルHD
- 音声：日本語（2.0chサラウンド/DTS-HDマスターオーディオロスレス）、英語、広東語（2.0chステレオ/ドルビーデジタル）、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、北京語（2.0chサラウンド/ドルビーデジタル）
- 字幕：日本語、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、韓国語、中国語（繁体字/広東語、繁体字/北京語）
映像特典
- 絵コンテ(本編とのピクチャー・イン・ピクチャー)
- アフレコ台本
- ノンテロップオープニング＆エンディング映像
- 予告編集

『火垂るの墓』Blu-ray版製品仕様

パッケージ：特殊パッケージ
ディスク仕様：BD50/1枚/ピクチャーディスク
- 映像：MPEG-4AVC/16:9/1920×1080 フルHD
- 音声：日本語（2.0chサラウンド/DTS-HDマスターオーディオロスレス）
- 字幕：日本語、英語
映像特典
- 絵コンテ（本編とのピクチャー・イン・ピクチャー）
- 絵コンテビデオ1（約2分）
- 絵コンテビデオ2（約1分）
- アフレコ台本
- 監督高畑勲インタビュー映像（約18分）
- 批評家ロジャー・イーバートインタビュー映像（約12分）
- 予告編集
- 静止画集（ロケハン写真集/美術設定集/美術ボード集/イメージボード集/キャラクター設定・色指定集/全背景画集/製作風景写真集）
音声特典
- インタビュー
- 解説：監督高畑勲/美術監督山本二三/レイアウト・作画監督補佐百瀬義行、色彩設計保田道世/音響監督浦上靖夫/音楽間宮芳生
- 録音ドキュメント1（約6分）/録音ドキュメント2 （約6分）
封入特典
- 野坂昭如のエッセイとプロダクション・ノート※DVD「火垂るの墓　完全保存版」と同様