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iPhone5、すでに生産開始、8月7日発表、加速する噂を考察

次期iPhone5の大量生産が開始されたという情報が出ています。また、Appleが8月7日(火)にiPhone5の発表イベントを開くという噂も現れています。
MACお宝鑑定団は、信頼できる中国の情報筋から、iPhone5の生産が始まったと伝えています。一方、Know Your Mobileは、こちらも信頼できる匿名の業界関係者から、8月7日(火)にAppleが用意した基調講演を通じてiPhone5が公開されると伝えています。iPhone5の発表はiPhone4Sの発表時期であった10月から8月への早められるという以前の予測を裏付けるものだとしています。
当たり前ですが、製品発表の前に製品の生産を開始していなければなりません。生産開始から製品ローンチまでの期間(リードタイム)が重要になります。Mac Rumorsによれば、最も最近登場したiOSデバイス、新しいiPad(iPad3)の場合、その期間はおよそ2ヶ月でした。iPadとiPhoneとではこのリードタイムに違いがあるかもしれません。
上記、2つの情報が正しかった場合、iPhone5は1ヶ月ほどの期間で生産から出荷、発表へと進んだことになります。この短期間で新製品を投入することは難しいかもしれません。その場合、どちらかが誤っているか、あるいは両方とも異なっているか、ということになります。
新型iPhone5の発表時期の予想は、その大半はiPhone4Sの発表時期と同じ10月です。Appleは、新型iPhoneの発表をiPhone4までは毎年6月のWWDCにおいて行っていました。それが昨年のiPhone4Sから10月の発表へとシフトされました。そのため、iPhone5もそのスケジュールに倣い10月になるというわけです。実際、iPhone4Sの発表が行われるまで、数多くの噂が出ていました。今回登場した情報と同様に8月初旬のローンチという予測、9月発表の予想がありました。
iPhone5の発表日が昨年のiPhone4S以上に予測し難くさせている要因の1つにiPad miniの存在があります。AppleはMacBook、iPad、iPhoneのような主要な製品の発売時期を戦略的にずらしていると考えられます。iPadは毎年3月、MacBookは今年は6月(昨年MBPは3月、MBAは7月)、iPhoneが昨年は10月でした。これら主力製品の1つとしてAppleがiPadminiを設定するのであれば、また、iPad miniが噂通り年内から来年初頭に発売されるのであれば、Appleは今後半年ほどの間に2つのメイン製品を発表することになります。そう考えるとAppleがiPhone5とiPadminiとをそれぞれ別の時期には発表するよう設定する可能性は大いにあり得ます。
ここ数年の実績から、Appleはアメリカのホリデーシーズン(11月末から12月)に上記のような主力モデルの新製品を発表していないと思います。それを考慮すれば、8月から10月の間にiPhone5、iPad miniをローンチするかもしれません。お互いの発表時期に間を空けるのであれば、一方が8月ごろ、他方が10月ごろ、という予測が立ちます。こうした推測からも、今年の新型iPhoneの発表日を確定することが例年以上に難しくなっているのだと思われます。
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