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FRONTIER FT103 SmartDisplayが新発売:Android搭載21.5型液晶ディスプレイ

FRONTIER SmartDisplay「FT103」は、Android一体型のフルHD液晶ディスプレイ。単体でAndroidタブレットとして利用でき、通常の液晶ディスプレイとしても使うことができます。2012年7月10日発売。オンラインショップ、フロンティアダイレクトの価格は34,800円。
「FT103」の外観は普通の液晶ディスプレイそのものです。その中にプロセッサ、メモリ、ストレージなどを備え、Android4.0を搭載し、タッチ操作が可能です。
WindowsでもオールインワンPCやiMacのようにディスプレイ一体型パソコンはありますが、ディスプレイ一体型Androidというのは初の製品化となります。
標準的なAndroidタブレットに搭載されている装備はほぼ備えています。無線LAN、有線LAN、Bluetooth、カメラ、SD/SDHCカードリーダー、USBポート、HDMI入力端子など。ただしバッテリーは内蔵しておらずACアダプターで駆動します。また、GPSなどセンサーも搭載していないようです。
FRONTIER FT103 SmartDisplay
FRONTIER FT103 SmartDisplay:FRONTIER 製品情報
液晶ディスプレイはmicroHDMI入力端子を1基備え、PCなどの外部ディスプレイとしても利用できます。ちょっとしたメールチェックやブラウザで調べ物などはAndroidに任せ、じっくり作業するときにはPCを使う、などというような使い方もできます。
Google Play(旧Androidマーケット)にも対応し、好みのアプリをインストール可能です。
Gmail、Chromeなど、PCでもAndroidでも同期しながら使うことができる環境も整っていますので、ディスプレイ+Androidは意外と自然な組み合わせだと思います。
「FT103」の液晶パネルは視野角からTN方式と思われます。輝度や応答速度などは標準的な性能です。液晶スタンドは写真立てのようなスタイルで昇降機能はありませんが角度調節が可能です。
以下、SmartDisplay「FT103」の仕様など。
SmartDisplay「FT103」の仕様

  • 液晶ディスプレイ:21.5インチ、1920×1080ドット、輝度250cd/m2、視野角170度/160度(左右/上下)、コントラスト比1000:1、応答速度5ms、タッチパネル(赤外線方式 2点タッチ)、光沢パネル
  • プロセッサ:Texas Instruments OMAP 4428(デュアルコア 1GHz)、メモリ1GB、ストレージ8GB
  • OS:Android 4.0
  • インターフェース:microUSB(デバイス)×1、USB(ホスト)×2、microHDMI入力ポート(タイプD)×1、ヘッドホン出力×1
  • 通信機能:Wi-Fi(802.11b/g/n)、Ethernet(100BASE-TX)、Bluetooth Ver.2.1+EDR
  • 音響機能:ステレオスピーカー(1W+1W)、内蔵マイク
  • ウェブカメラ:120万画素
  • カードスロット:microSDHC(最大32GBまで)
  • 電源:ACアダプター
  • ソフトウェア:GooglePlay対応
  • 本体サイズ:幅512.8×高さ353×奥行き24.8mm(スタンド含まず)
  • 本体重量:約5.0kg(ACアダプター含む)

FRONTIERダイレクト FT103 21.5 SmartDisplay