今秋発表すると噂されているiPad miniのエンジニアリングサンプル（モックアップ）を入手したとGottaBeMobileが伝えています。
このエンジニアリングサンプルは、iPhone5のサンプル（下記関連記事）と同じ提供者（Appleのサプライチェーンの内部関係者）よりもたらされたものだとされています。
iPadminiのものとされるエンジニアリングサンプル：GottaBeMobile
iPadminiのサンプルはプラスチック製で、製造工程を構築したり保護ケースなどのアクセサリーをテストするために使用されるものかもしれないといいます。
このエンジニアリングサンプルは、面積で現行iPad 9.7インチモデルの3分の2の大きさです。厚みはさらに薄くなります。iPhone5で採用するといわれている小型化されたminiDockコネクター（19ピン）も備えています。
iPadminiのスピーカーはミニDockコネクタの左右を囲むように配置されています。現行iPad（iPad3/iPad2/iPad1st）は下部側面から背面にかけて配置されています。
iPadminiのエンジニアリングサンプルの寸法は、高さが213.36mm、幅が143.67mmです。新しいiPad（iPad3）は241.3×185.67×9.39mmです。Google Nexus7は高さが198.5mm、幅が120mmなので、iPadminiはNexus 7よりも大きくなります。
このサンプルからは、正確な液晶サイズや解像度はわからないようです。現在の予測ではiPad miniの液晶画面は7インチ〜8インチ程度、7.85インチといわれています。解像度はiPad2やiPad1stと同じ1024×768ドットが有力です。
iPad miniの噂は、BloombergやThe Wall Street Journalが相次いで報道を行うなど、ここ1ヵ月ほどの間に飛躍的に増加しました。その注目度はAmazon Kindle Fire、Google Nexus 7の発売前よりも高く、iPad 9.7インチ以来のAppleの新製品としてその発表が期待されています。
関連記事
iPadminiのエンジニアリングサンプルも登場：GottaBeMobileより
