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Lenovo IdeaPad Z480 214892J、214893J、214894Jが新発売:IvyBridge、USB3.0搭載14インチノート

Lenovo IdeaPad Z480シリーズは、Ivy Bridge第3世代Core i5プロセッサ、USB3.0ポートを搭載した2スピンドル14型ノートPCの最新モデル。2012年6月発売。グラファイトグレー「214892J」、チェリーレッド「214893J」、コーラルブルー「214894J」の3カラーがラインナップ。ボディカラー以外の構成はいずれも同じです。
IdeaPad Z480シリーズは、15.6インチのZ580シリーズの14インチ版という構成です。Z480シリーズの液晶ディスプレイは14型1366×768ピクセル、LEDバックライト搭載の光沢パネル。IvyBridgeから標準搭載となったUSB3.0ポートを2基搭載するのを始め、USB2.0を2基、HDMI、D-Sub映像出力を各1基、有線LANおよび無線LAN、Bluetooth4.0、DVDスーパーマルチドライブを標準搭載しています。
Lenovo IdeaPad Z480 グラファイトグレー 正面
Lenovo IdeaPad Z480 グラファイトグレー:Lenovo 製品情報
以下、Z480シリーズの特徴や構成など。
Lenovo IdeaPad Z480 グラファイトグレー 斜めLenovo IdeaPad Z480 グラファイトグレー 背面
プロセッサ

  • Z480「214892J」「214893J」「214894J」のCPUはIntel Core i5-3210M。周波数2.5GHz〜3.1GHzのデュアルコアプロセッサです。ポジションとしてはSandyBridgeベース第2世代Core i5のIvyBridge版といえます。IvyBridgeプロセッサの内蔵GPUは新型Intel HD 4000グラフィックス。SandyBridgeと比べてCPU内蔵グラフィックスの性能が向上しています。
  • 外部GPUを搭載しないスタンダードノート製品でもIvyBridgeプロセッサを搭載することで高性能となったグラフィック処理性能を利用することができます。ほとんどのノートPCが後付けでGPUを追加することはできないため、これからノートPCを購入するならIvyBridge第3世代Coreプロセッサ搭載製品を選ぶのがいいと思います。
  • なお、SandyBridgeプロセッサも引き続きIvyBridgeプロセッサと併売されています。これはIvyBridgeチップセットにもSandyBridgeプロセッサを搭載可能なためです。両者の見分け方は、プロセッサの型番(数字4桁)の最初の数字が目印です。Z480「214892J」「214893J」「214894J」のプロセッサ「Core i5-3210M」はIvyBridge第3世代Coreです。これが「Core i5-2450M」であればSandyBridge第2世代Coreです。

Lenovo IdeaPad Z480 コーラルブルー 正面Lenovo IdeaPad Z480 コーラルブルー 斜めLenovo IdeaPad Z480 コーラルブルー 背面
メモリー、ストレージ

  • Z480「214892J」「214893J」「214894J」のメモリーは4GB、ストレージは500GB HDDです。
  • メモリーは現在の主流であり最も価格の安いDDR3。4GBであれば1枚2,000円程度で購入可能。
  • HDDはタイ大洪水被害により昨年後半から値上がりしています。Z480の価格帯では500GBが標準的容量です。
  • HDDと比較してSSDの価格は順調に値下がりしています。SSDへ交換するとプロセッサを交換する以上の体感差を実感できます。

インターフェース、通信機能

  • Z480シリーズにはUSBポート合計4基(USB3.0×2、USB2.0×2)を搭載。Intelベースの4万円台ノートで初のUSB3.0標準搭載です。他方eSATAポートなどは非搭載ですが、USB3.0対応製品の方が種類が圧倒的に多く価格も安価のため問題はないと思います。
  • 映像出力はHDMIポート、アナログVGA(D-Sub15ピン)を搭載。
  • イーサーネットは今回もGigabitLAN搭載は見送られました。Intelベースの製品ではThinkPadにはGigabit LANを搭載しています。各モデルの差別化のためと思われます。
  • Wi-Fiは802.11b/g/n、Bluetoothは現在の最新バージョン4.0を搭載。

Lenovo IdeaPad Z480 チェリーレッド 正面Lenovo IdeaPad Z480 チェリーレッド 斜めLenovo IdeaPad Z480 チェリーレッド 背面
Z480とZ580、G580のどれを選ぶか

  • 14インチのZ480、15.6インチのZ580とでは、約350gの重量差とボディサイズが異なります。キーボードはZ480がテンキーレス、Z580がテンキー付きです。
  • CPU、メモリー、ストレージ、光学ドライブ、インターフェース、通信機能など主要な構成は、Z480とZ580は同一です。
  • Z480は時々持ち歩いたり、部屋の中で色々なところに移動して使ったりするのに最適です。Z580と同じ解像度(1366×768ドット)で液晶サイズが小さくなるため、同じ設定の場合文字やアイコンなどは小さくなります。もっとも、13インチ、11.6インチの製品も同じ解像度を採用している製品が多いため、それよりは文字も見やすいです。もちろん文字の大きさやアイコンの大きさはユーザーが任意に変更できます。
  • Z580とG580との違いは下記関連記事をご覧ください。

IdeaPad Z480 214892J、214893J、214894Jの仕様(スペックシート(PDF)

  • 本体カラー:グラファイトグレー(214892J)/チェリーレッド(214893J)/コーラルブルー(214894J)
  • OS:Windows 7 Home Premium SP1 64bit(Windows8 Proへのアップグレード対象:1,200円)
  • 液晶パネル:14型、1366×768ドット、LEDバックライト、グレア(光沢)パネル
  • チップセット:Intel HM76 Express
  • CPU:第3世代Intel Core i5-3210M(2.5GHz-3.1GHz、L3=3MB、2コア/4スレッド)
  • GPU:Intel HD Graphics 4000(CPU内蔵)
  • メモリータイプ:PC3-12800、DDR3 SDRAM
  • 搭載メモリー:4GB×1
  • メモリー最大積載量:8GBまで
  • メモリースロット:2
  • ストレージ:500GB HDD、5400回転
  • 光学ドライブ:DVDスーパーマルチドライブ
  • 通信機能:無線LAN(802.11b/g/n)、有線LAN(100BASE-TX)、Bluetooth v4.0
  • 映像出力:HDMI×1、D-Sub×1
  • 音響機能:ステレオスピーカー(Dolby Home Theater)、内蔵マイク、マイク入力、ヘッドフォン出力
  • WEBカメラ:30万画素
  • USBポート:USB3.0×2、USB2.0×2
  • カードリーダ:5in1(SD/MMC/MS/MS Pro/xD)
  • 本体サイズ:幅341×奥行き232×高さ20-32.4mm(214892J)、幅341×奥行き232×高さ20-33.5mm(214893J/214894J)
  • 本体重量:約2.3kg
  • バッテリー駆動時間:4.7時間
  • バッテリー充電時間:約2.6時間

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