「nasne(ナスネ)」(CECH-ZNR1J)は、PlayStation3、PlayStation Vita、VAIO、Xperiaなどとの高度な連携が特徴の地上・BS・110度CSチューナー搭載ネットワークレコーダー。2012年7月19日(木)発売、価格は16,980円。
- 「nasne(ナスネ)」とは
- ソニー「nasne(ナスネ)」(CECH-ZNR1J)は、PS3、PS VITA、VAIOから操作できる3波デジタルチューナーおよび500GB HDDを内蔵したネットワーク対応レコーダー&メディアストレージ。
- 録画した番組や現在放送中の番組をSony製のタブレットやスマートフォンでも視聴できます。「nasne」はネットワーク接続に対応したほとんどあらゆるソニー製デバイスをつなぐことができるといえます。Appleのスティーブ・ジョブズ氏が唱えたデジタルハブ構想に対するソニーの回答というべきデバイスともいえます。
nasne(ナスネ)CECH-ZNR1J:プレイステーション オフィシャルサイト ニュースリリース
PS3用としては、地デジ録画対応の「torne(トルネ)」がすでに発売されていますが、「nasne(ナスネ)」は「torne」を大きく超える性能や機能を持っています。以下、「nasne」の特徴をまとめてみました。
- 「nasne(ナスネ)」でできること
- 「nasne(ナスネ)」を使うことで、PS3およびVITA、VAIOを中心に、Xperia、Sony Tabletなどでテレビ番組を共有できるようになります。「nasne」はDLNAサーバー機能を搭載し「nasne」1台で2つデバイスが同時視聴可能です。たとえばVAIOで現在放送中のテレビ番組視聴、Xperiaで録画番組視聴、を同時に行えます。
- PS3では、「nasne(ナスネ)」は最大4台までPS3に登録可能。「nasne(ナスネ)」は「torne(トルネ)」との併用もでき、「torne」と合わせて最大5台による5番組同時録画にも対応します。「nasne」は「torne」のようにUSB接続ではなくLANケーブル使い同一ネットワークにおくことで利用できます。
- VAIOでは、無償ソフト「VAIO TV with nasne」により「nasne(ナスネ)」の操作やテレビのライブ視聴、録画などが行えます。同一ネットワーク内の「nasne」を最大8台まで登録し8チャンネルの同時録画もできます。録画番組はVAIO使ってブルーレイディスクやDVDへダビングしたり、VAIOの内蔵HDDへ書き出しが可能。
- Sony Tablet、Xperiaでは、「nasne」にWi-Fi経由でテレビ番組の視聴や録画番組の視聴、外出先からの番組録画予約などが行えます。
- 「nasne(ナスネ)」は内蔵HDDに加えてUSB2.0接続の外付けハードディスクを接続することも可能です。外付けHDDは1台接続できます。
- 「nasne(ナスネ)」(CECH-ZNR1J)のスペック
- チューナー:地上デジタルチューナー×1、衛星デジタルチューナー×1
- ストレージ:内蔵500GB HDD
- インターフェース:LAN端子(Gigabit Ethernet)、アンテナ入力、アンテナ出力、USB2.0ポート(外付けハードディスク接続用)、B-CASカードスロット
- 消費電力:録画時/2ストリーム配信時9.5W、省電力モードスタンバイ時1.5W
- 本体サイズ:43×189×136mm、重量:約460g
- 搭載機能
- ネットワークレコーダー機能:DTCP-IP、DTCP-IPムーブ対応、デジタル放送ライブ配信、録画コンテンツストリーム配信、録画モード(DR/3倍モード)、リモート録画機器登録、インターネット経由の番組予約、モバイル機器への番組書き出し、ダビング10、マルチクライアント対応、など
- メディアストレージ機能
- メディアサーバー機能:DLNA Ver.1.5、テレビ放送および録画番組、画像、音楽ビデオファイルのDMS配信など
- ファイルサーバー機能:共有ディレクトリ、ワークグループ設定など
- その他:ブラウザ「nasne HOME」搭載