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新しいiPad(iPad3)にようやくIGZOディスプレイ搭載か:CNETより

「新しいiPad」(iPad3/2012)にSharpのIGZOディスプレイが使われることになるとCNET Newsが伝えています。
DisplaySearchのアナリスト、Richard Shim氏によれば、Sharpは「新しいiPad」に向けてIGZOパネルを供給しているとのこと。Sharpは4月にIGZO (indium gallium zinc oxide ) 技術による液晶ディスプレイの生産を開始しました(下記関連記事)。Appleは当初から「新しいiPad」にこのIGZOパネルを採用する予定となっていましたが、結局3月のリリースには間に合いませんでした。現在発売されている「新しいiPad」には従来のアモルファスシリコン技術で生産されたディスプレイを搭載され出荷されています。
IGZOディスプレイは、従来よりも小型化されたトランジスタと回路によって、光の透過率が高められています。そのため必要なバックライトの数も少なくて済み、より薄型化されます。「新しいiPad」がIGZOパネルを採用することでバッテリー駆動時間を延ばすことができるといわれています。
Appleが製品を発売した後にキーテクノロジーを採用するかどうか、という疑問については、最近にもその前例がありました。現在販売されている「iPad2」は32nmプロセスで製造されたA5プロセッサを搭載しています。A5プロセッサは2011年3月に「iPad2」が発売された時には45nmで製造されていました。この新しいプロセッサにより「iPad2」のバッテリーは従来よりも2時間も駆動時間を延ばしています。