低価格モバイルバッテリー比較：PowerPlus、enecycle EN01、POWER-POND LE-UBT12、Yoobao YB-642、PowerMaster IRR-ETC-01930

大容量＆低価格なモバイルバッテリーの特徴と違いを比較してみました。
cheero「PowerPlus」、enecycle「EN01」、POWER-POND「LE-UBT12」、Yoobao「YB-642」、PowerMaster「IRR-ETC-01930」の容量、本体サイズ・重量、出力（発電用）・入力（本体充電用）、充電時間、付属する変換コネクタなどを一覧表にまとめています。ほとんどのモデルがUSBを2ポート以上搭載しています。また、USBは合計出力2A以上のハイパワー出力となっており、iPad、iPhone、Androidタブレット、スマートフォンの同時充電にも対応しています。

以下、各モデルの特徴（外観、スペック、長所＆短所など）。
cheero「PowerPlus」：cheeromart 商品情報

容量10,000mAh。出力側にはUSBポートを2基（5V 2.1A/5V 1A）搭載し、iPadとiPhoneの同時充電にも対応します。入力側（本体充電用）はAndroidデバイスでも一般的なmicroUSBポートであり、付属ACアダプターやUSBケーブルを使い充電できます。本体サイズは116×74×22mm、重量約250g。iPhoneなどスマートフォンの大きさと比較すると、大きさは同程度、厚みおよび重量は2倍強となります。保証期間が1年と長いのもポイントです。
enecycle「EN01」

容量11,000mAh。出力側にUSBを5ポート搭載するのが特徴です。5ポート合計出力は5V、2.5A（1.3A/2.1A/1A/1A/0.5A）。iPadとiPhoneの同時充電もこなせます。付属ACアダプターによる充電時間は8時間と比較的短時間。充放電保護回路を搭載。比較したモデルの中では重量が300gと重めです。
ルックイースト POWER-POND「LE-UBT12K-BK」「LE-UBT12K-WH」：ルックイースト商品情報

容量は比較した製品中最大の12,000mAh、唯一のスティック状のボディを採用しています。出力側はUSBが2ポートであり、どちらも5V、2Aの出力が行えます。これは今回比較した製品中最大出力です。ホワイトとブラックの2カラー、製品ロゴ「POWER-POND」がLEDインジケータになっており、デザインも凝っています。内蔵電池に日本製リチウムイオンを採用しています。
Yoobao「YB-642」：Yoobao 製品情報

容量11,200mAh。Samsung製バッテリーを採用しています。出力側USBは2ポート（5V 2A/5V 1A）。タブレットとスマートフォンの同時充電にも対応します。バッテリー残量表示、LEDライトを搭載し非常時の簡易照明としても利用できます。
PowerMaster「IRR-ETC-01930」

容量9,600mAh。他の製品と比べて発売時期が若干古いため、出力側USBポートが1つしかなく最大出も少々低めです。iPadクラスのタブレットデバイスの充電には対応しませんが、本体サイズが120×75×15mm、重量220gと比較製品の中で最小・最軽量であり、携帯電話やスマートフォンの充電用途であれば十分目的を果たせます。
モバイルバッテリー