MetaMoji、7knowledgeの新型Su-Pen「P150M-AS」を購入しました。製品外観や質感、新しいペン先、書き心地などを「新しいiPad」(第3世代/iPad3)と「SketchBook Pro」などのアプリを使って試してみましたのでレビューします。
新型Su-Pen「P150M-AS」は発売後好評であった従来製品に新開発となるペン先が付属した新製品です。発売直後から売り切れが続いていましたが、どうにか入手することができました。新型Su-Penについては発売時の記事もご覧ください。
まず、パッケージから。黄色のパッケージに収められた新型Su-Pen「P150M-AS」はシンプルながらセンスの良さを感じさせます。中身はペン軸(ペンホルダー)とペン先が1つ、そして説明書が入っています。
ペン軸には「7knowledge Su-Pen」の文字が刻印されています。ペン軸はステンレス製。燕三条の職人による磨き込みが施されています。軸の部分はつやつやの磨きが入った部分と艶消しの握り手部分とで仕上げが異なっています。今回購入したものには軸部分に若干すり傷のようなものもあるようにもみえましたが、特に気にならないものでした。全体的に高級感もあり手にした満足感も高い外観です。
Su-Pen「P150M-AS」の全長はほぼ「iPhone4S」(115.2mm)よりほんの少し短いくらい。iPad(241.2mm)と比べると半分以下の長さになります。手元の定規で「P150M-AS」を計ると約108mm。重量は約22gでした。
Su-Penのペンホルダー、ペン先を分解したところ。ペン先は布のような素材で編み込まれています。触ると柔らかく適度な弾力があります。メーカー説明では通常の仕様で6カ月の使用を目標に設計されているとのこと。使う際はペン先を「不用意に濡らさない」、「強い力をかけない」、液晶「表面を軽く拭いてから使用する」、「必要以上に何度もペン先を付けたり外したりしない」などと書かれています。ペン先は交換用「R150M-2」(2本入り)が用意されています。
実際、手に持ってみると、確かに金属ならではの重さを感じますが、予想した以上に重いとは思いませんでした。さっそく「Bamboo Paper」「SketchBook Pro」「Art Set」などのアプリを使って、「新しいiPad」での書き心地(描き心地)を試してみました。
上記、右側の画像は「SketchBook Pro」を使ったところです。写真を読み込んでそこにSu-Pen「P150M-AS」を使って文字を書き込んでみました。手描きの時よりも文字は書きやすく、パレットなどのメニューも的確に行えます。指で絵を描くこともとても面白いですが、スタイラスを使って描くともっと正確に描けるような気がします。文字混じりのスケッチなどでは断然スタイラスの方が使い勝手が良いです。
文字を書く時はかすかにきゅっきゅっと音がしました。これは液晶に貼った保護フィルムのせいだと思われます。7knowledgeの製品FAQでは、すべての液晶フィルムがそうだとはいえないが保護シートを貼っている場合でも自社テストにおいて問題なく使えることを確認したと書かれています。多少の相性はあると思いますので、これからSu-Penを使いこんでみて、場合によっては液晶フィルムを変えるなどを試してみたいと思います。
7knowledge Su-Pen