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ドコモの2年縛り後の新プラン発表と報道で分かったこと・気になったこと

本日発表されたドコモの「2年縛り後の」新しいプラン。
2年契約を終えた後、解約金の有無をユーザーが選ぶことができるようになります。
いつでも解約できる解約金の発生しない「フリーコース」は毎月の料金が割高になるわけではないというのが興味深いところ。そして「ずっとドコモ割コース」を選べば2年ごとのポイントプレゼントや毎月の料金が割引になるなどお得な特典が用意されています。
対象は、カケホーダイプラン(スマホ/タブ)、カケホーダイプラン(ケータイ)、カケホーダイライトプラン、データプラン(スマホ/タブ)、データプラン(ルーター)を契約しているdポイントクラブ会員の個人ユーザー。法人は対象外。
2つの新コースは、2016年6月1日から適用されます。


www.nttdocomo.co.jp

2年定期契約満了後の更新期間※1 に2つのコースからいずれかをお選びいただけます。※2※3

(1)「フリーコース」
基本プランの料金はそのまま、いつでも解約金が不要となるコースで、更新期間にお申込みが必要です。「ずっとドコモ割」及び「更新ありがとうポイント」は適用されません。
(2)「ずっとドコモ割コース」
「ずっとドコモ割」と「更新ありがとうポイント」の対象となるコースで、更新期間においてお申込みは不要です。2年定期契約の更新期間以外での解約には解約金※4 9,500円が必要となります。

「更新ありがとうポイント」は、2年ごとにdポイントを3000ポイントです。シェアパック契約では子回線ももらえます。

https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2016/04/images/14_00-1.gif


「ずっとドコモ割」は次の通り。

https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2016/04/images/14_00-3.gif


まとめると、新プランのイメージはこんな感じ。
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2016/04/images/14_00-4.gif



各メディアの報道を見ると理解を深められるかも。
いくつか読んでみましたが、インプレスが分かりやすかったし、知りたいところも押さえられていたと思います。

k-tai.impress.co.jp

今年6月開始ですが、契約更新時期によっては注意が必要です。

6月から導入されることになるが、ユーザーが「フリーコース」を選べるのは、現在のプランの契約期間が満了するとき。たとえば2016年3月に2年契約が満了していると、更新期間は4月と5月になってしまい、6月開始の「フリーコース」を選べるのは2年後まで待つことになり、それまでは自動的に「ずっとドコモ割コース」が適用される。

「フリーコース」を選択し契約中でも2年縛りコースに切換も可能。しかも契約期間はリセットされません。

いったんフリーコースを選択しつつ「ずっとドコモ割コース」に切り替えることもできる。たとえばフリーコースを選んでから1年11カ月経った段階で「ずっとドコモ割コース」に切り替えることもできる。どちらのコースを選んだとしても、契約期間に変わりはなくリセットされることはない。

また、「フリーコース」を選ぶと、月々サポートの適用外など罠が仕掛けられているのではないかという懸念に対しては、安心してよさそうです。

k-tai.impress.co.jp

――フリーコースに変えると月々サポートがなくなるといったトラップはないのか。

阿佐美氏
 トラップ(笑)、いやそういうものは今回、ないと自信を持って(プランを)作っている。端末と完全に切り離した料金面での拡充だ。


一方で、料金プランがさらに複雑化するという見方も当然出てきます。

www.rbbtoday.com

「2年縛りを根底から無くす」という方向性ではなく、「2年縛りの人とそうでない人を分ける」という方向性で、ユーザーの選択肢を増やすと言えば聞こえはよいが、さらに複雑化しているという思いが強い。

春から覚えることがまた増えたという印象です。

その他の報道。
www.itmedia.co.jp
weekly.ascii.jp